2013年後半の練習曲を中心に、
歌い方の指示があったところなどのまとめをしています。
このページを随時更新するほか、
各回の「練習報告」の記事にて、追加や変更があったところを明記します。
【あの鐘を鳴らすのはあなた】
●全体として
(今のところ指示なし)
●序奏
・5小節目から14小節目までの女声の”Uh”は全て”Ah”に変更。
このとき一定の強さを保ち最後まで伸ばし息を出し切る。
途中で消えてしまわないように。
●A
・9小節目からの男声のメロディーはレガートに
・13小節目の男声「あなたには希望のにおいがする」あたりから少しずつクレッシェンドする。
・16小節目、二分音符とタイでつながれた八分音符は削除し、二分音符のみとする。理由はそのあとのピアノの左手を聴かせるため
●B
・17小節目の「つまずいて」のところは「つーま/ずーい/てー」のように歌うが
”まっ”や”いっ”とスタカートではねるのでなく、
スタカート(短く切る)&レガート(少し長めに伸ばす)なので
「おいてくる」感じで歌う。
・ 19~20小節目の”なきさけんでも”はレガートに、17~18小節目と対比させる
●C、D
25小節目からは女声と男声の掛け合いになる。
それが31小節目で一緒になる。
したがって31小節目の最初の八分休符が重要である。
これをきちんと意識して感じることが大切。39小節目も同様。
●F
45小節目からもレガートに歌う。
●G
・53小節目の”やさしさや”のスタカート、テヌートの歌い方は練習記号Bの17小節目からと同様
・53~54小節目の女声”Doo Wa!”の歌い方は、“Doo”に強勢がある。”Wa”でふくらむのは上品ではない。
●H、I
67小節目および75小節目の最初の八分休符を意識するのは練習記号Cの31小節目と同様
●J
・78小節目のバス ”まと”→”まち”に変更
●K
・90小節目のテノール ”あのかねを”の”を”の音はB♭(シ)→C(ド)に変更、また91小節目の ”ならすのは” は全てB♭(シ)→C(ド)に変更
●L
・93小節目と94小節目の間はブレスが必要(ソプラノ除く)
・95小節目 全パートfffである。全力を振り絞って歌う。また95小節目と96小節目の間にブレス必要
・95小節目のテノールは記譜通りD♮(93小節目のD♭とは異なる、念のため)
●ピアノ
(今のところ指示なし)
——————–
【君がいるだけで】
●全体として
・特に強弱はない。フラットに元気よく歌う。
●BおよびC
・18小節目からの「ついひきこまれ」と26小節目からの「しらないくせに」のリズムが難しいので注意。
また「ついひきこまれ」の最後の「れ」、および「しらないくせに」の最後の「に」は装飾的な意味合いなので、
すっと抜く感じで歌う(長く伸ばした音に続く音なので強くなりがちだが強調しない)。
●D
・38小節目からの女声の”Wow Wow”の歌い方は、”うぉー うー うぉー”、
男声は”うぉー うぉー うぉー うー うぉー”
これが合うとかっこいい。
●G
・58小節目は”うぉ ぉ ぉ”である。”うぉ うぉ うぉ”ではない。
●G
・練習記号E,Fと続いてきた音楽の流れは練習記号Gから変化する。
ここで気持ちを切り替える。
ただし58小節目の後半のWow-は気合をいれすぎないで。
大きすぎると次の”True Heart”に繋がりにくいので。
●IおよびJ
・75小節目からは男声が主旋律なので女声は控えめに。
逆に83小節目からは女声が主旋律で男声は抑えめに
●ピアノ
・17小節目(練習記号B)および43小節目(練習記号E)のピアノは
左手の休符に意味をもたせるため基本的にノンペダルで。
——————–
【ブルーバード】
●全体として
曲想とかは特になく、勢いで歌う。
ピアノ走らない。言葉を言えるくらいで。
●B
入りは、自信をもって入って。
アクセントの位置は、小節の頭ではなく途中にある。
かなし「み」はま「だ」 ~おぼ「え」~られ「ず」、のように。
「シンコペーション」という、変わったリズムです。
●D
「はばたいたら」の「ら」は、あまりブチッと切らず、普通に。
「しろい しろい」も、最後の「い」にアクセントをつけるつもりで。変わったリズムです。
●E
「あおい」の「い」や、「あのそら」の「あ」「の」は、
スタッカートにせず、一つ一つ音をおいていく感じで。
●K
最初は落ち着いて、レガートに。
「それでも」からクレッシェンドをかけ、切羽詰まっていく感じ。
「おいつづけてくよ」が頂点。3連符の音、ひとつひとつにアクセントをつける。
●ピアノ
最後のリタルダンドは、ほとんどかけず、ほぼインテンポで弾く。
——————–
【The Rose】
●楽譜の変更点
・5小節目の歌詞
「drawn」あらため「drown」(新楽譜では訂正済)。読み方は「ドラウン」。
・9小節目のリズム
「ves your」のところを、両方とも8分音符に変更。
・49小節目のリズム
「with the」のところは、付点8分音符と16分音符に変更。うぃーーず・ざ。
●AとB
やさしくmp(メゾピアノ、少し小さい音)。
ただし、Some say love~aching needまでは、起承転結の転にあたり、少し盛り上げる。
「it is」の発音に注意。
「an endless」は、リエゾンさせて「アネンドレス」と発音すること。
●CとD
少し強く、元気よくmf(メゾフォルテ、少し大きい音)。
ただし、最後の「And the soul」は、少し落ち着いて。
●E
f(フォルテ)、ここが音量マックス。
●F
スッとmp(メゾピアノ、少し小さい音)に落とす。
そのままやさしく終わる。
ソプラノ単独で歌うところは、歌詞の意味的にとても重要なところ。大事に歌って。
●英語発音指導(by 大矢)
歌詞カードを読んでいるときは、「in」を小さく読むといったことは、自然にできている。
しかし、歌になるとそれを忘れて全部一緒になりやすくなる。
しかし、歌詞カードを読むときには出来ていることなので、それを歌でもやれば大丈夫。
——————–
【上を向いて歩こう】
●B
「かぞえーーて」の「えーーて」は、流さないで歌う。
●C
女声の「Uh Ahーーーー」の部分は、
どちらかというと、切る感じ。バックコーラスのお姉さんのようなノリを意識する。
ソプラノ・アルトは、
「幸せは雲の上に」につなげて「uh」を言う感じ。
「ah」は、「うんたっ・んったっ・うんたっ♪」という感じにのってリズミカルに。
ラストは「あ~ あ~」ではなく、「あーっ☆あー」のどから発射する感じ。
※ラストの音にアクセントをおいてみよう!
●D
「なみだがこぼれないように」も、流さず、どちらかというと切っていく感じで。
Dの一番最後の「ーーー」の部分は、すべてテヌートでしっかり歌い、ピアノにつなぐ。
●E
Eの一番最後の「ーー」の部分の音量は、強くない。
「uh」は、ひそやかに息を混ぜる。
●E/Hの前
スッと落とす。
●H
単に弱くではなく、息を混ぜる感じにするとかっこよくなる。
最後の「ひとり~」は、堂々と。
「よる~」でしっかりのばして。
「Ah~」堂々と、しっかりのばして。
Hの一回目の「ひとりぼっちのよる」は、mp(メゾピアノ、少し小さい音)で、ささやき系。
113小節目の「Ah」で、クレッシェンドをかけ(音量をだんだん強くし)、
114小節目で、f(フォルテ、強い音)。
——————–
【We shall overcome(Honge Kaamyaab)】
●楽譜の変更点
・8小節目のリズム
3拍あらため、2拍。
・17小節目(ほか、同様の箇所多数)のリズム
kaamのリズムは、「8分音符+8分音符」あらため、「付点8分音符+16分音符」に訂正。
なお、この変更はヒンディー歌詞の部分にのみ適用される。英語歌詞の部分は変更なし。
・21小節目(他)の歌詞
haisあらため、hai(ヘ)。
●ヒンディーの歌詞の読み方
http://goo.gl/bC7AKb
↑ こちらを必ずご一読ください。
(文責:水洗。協力:伊達(大阪外国語大学ヒンディー語専攻))
●全体の速さ
だんだん速くしていく。
●A以前
「うぃ・しゃる」のように切れ切れにならないよう、「レガート」を意識して歌う。
語りかけるようになめらかに。
「Ohー」は、「オゥ・オゥ」ではなく、「お~ ~~」。
「deep in my heart」は、だんだんと高揚するポイント。
最後の「some day」は2拍伸ばし、最後の「イ」をちゃんと言う。
●A
Aは、mp(メゾピアノ、少し小さい音)。
レガートを意識する。語りかけるようになめらかに。
「Ohー」は、「オゥ・オゥ」ではなく、「おー おぅ」。
「deep in my heart」は、だんだんと高揚するポイント。
最後の「some day」は、そのあとのBを意識し、
一回、「すっ」とおさまりをつける。ただ伸ばすのではない。
●B
Bは、やわらかめの音色を意識する。
19小節目の「Honge kaamyaab」と「ek din」の間は、(意味的な)区切りを意識する。
「Ho ho」は、次の「マンヌメン」に続く、前段階。
「マンヌ」が甘くなるときがあるので注意する。歌詞の意味的にも、一番大事にしたいところ。
●C
Cは、張っていく。
●D
Dは、最高潮。
ただし、37小節目~38小節目の「We shall overcome some day」は、おさえる。
最後の「day」の言い方は、検討中。
——————–
【ありがとう(いきものがかり)】
原曲を耳コピしてから歌うと入りやすいと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=u5aeBhDf5ZQ
70小節目は「うけいれるーこと」に変更になっています。
前奏ピアノ、右手のポロポロ部分で走っているので注意。
A
「つながれたみぎては」など、
B(※20回くらい練習しました)
女声「まぶしいあさに~」の「に」、「にがわらいしてさ」の「さ」のリズムと音が合っていない。
主旋律なので、ここが崩れるとかっこ悪い。
特に「に」が合っていないので、「あさんにー」と歌ってみよう。
女声「まどをあける」の「る」など、いきなり上がるところが多いので、準備して発声。
「る」のタイミングも注意。
男声女声「またいつものまちへでかけるよ」が少しずれている。
C(※)
男声「ふたりのあわいひびは こぼれたひかりを」
D
「きょうだっていつかたいせつなおもいで」ぶちぶち切れないよう。
「なきぞらも」ばらけない!!
E(※)
「ぶきーようーにつたーえてーいるー」の「てーいるー」のリズムが遅れている。
G
女声「まだ」の掛け合い注意
男声「Ah」の入り、遅れない。
K(※)
「わたしはしんじているから」こっちはなぜかできるんだけど時々できないので注意
(「ぶきようにつたえている」と同じ)
——————–
【いい日旅立ち】
全体
「ああーにほんのどこかに」がサビで、全体のクライマックスなので、盛り上げる。
そのほかのところは比較的やさしく歌う。
A
ソプラノ「ゆきどけまぢかの」、跳躍があるので、
音程ひとつひとつを出す気持ちで上がる。ずり上がらないように。
女声「きたのそら「に」向かい」の歌詞に注意。
男声「さけぶとき」は、ひそやかに入ってほしい。一気に全体の音量を上げすぎない。
「かえらぬ」からは主旋律なので大きくてOK。
B/F
バス、B「かえらぬひとたち」/F「みさきのはずれに」
ずり上がっている感じになってしまっているので、
音程をきちっと取りながら上がる。
C
バス・テナー「ああー」、ずり下げないで、ひとつひとつの音をきちんと発声する。
女声「にほんのどこかに」の音とリズムに注意。
「に」を遅れず、かつ「に」の音を下げないで。
D
バス・テナー「Uh-」、口を閉じない。音をしっかりのどの奥で響かせて出す。
ここできちんと響かせないと、次の「ははのせなかで」で音量が急激に上がってしまう。
F
テナー・バス「みさきのはずれに しょうねんはさかなつり」、やさしく入り、なめらかに歌うこと。
縦ノリにならないように、横に流れる感じで。
2小節ごとにフレーズの頭がくるので、その頭は少しやわらかく。「みさきの」の「み」、「しょうねん」の「しょ」、「あおい」の「あ」をやわらかくする。
また、平坦すぎるので、2小節ごとに盛り上げましょう。フレーズの中間をもりあげる。「みさきのはずれに」の中間、など。
「しょうねん」の「しょ」の音がとれていないので練習してください。
テナー「かえるのか」の最後の「か」が少し低くなってしまっている。
「のか~」を、ずり上げるような感じにしない。
G
走ってしまい、「すなにかれきでかくつもり」がおろそかに。
ひとつひとつのフレーズを大切に、ゆっくり落ち着いて。
I
女声「Ah」2小節ごとに切る。
きれいな「Ah」を発音する。のどではなく、頭のてっぺんで鳴らす感じ。
——————–
【WAになっておどろう】
原曲
http://www.youtube.com/watch?v=QruNe_Z_PJc